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今月の特集文化資産


青森/弘前市
(
ひろさきし)
   
■関連分類: 祭り
紙漉沢獅子舞かみすきざわししまい



 岩木川とその支流相馬川の合流地点に位置する紙漉沢は、南朝第3代の長慶(ちょうけい)天皇の潜幸伝説があり、終焉の地ともされている。「紙漉沢(かみすきざわ)」の地名はその折に紙漉きの技術が持ちこまれたことに因るものといわれている。また「獅子舞」もその折に伝えられたとされる。現在「獅子舞」は「紙漉沢獅子舞保存会」によって継承されており、その構成は、雄獅子2頭、雌獅子1頭、オカシコ1人、権現獅子1頭となっている。衣装は朱色を基調に吉祥模様(きっしょうもよう)等はなく無地である。  旧暦8月2日の夕刻、保存会によって「獅子おこし」の儀式が行われる。演目は「前庭」と「後庭」で構成され、「前庭」は安住の地を求めて獅子が川を散策し、「後庭」は安住の地を見つけた後、雄獅子2頭が雌獅子を争う。 旧暦8月15日、昔は白山堂に奉納されたというが、今は地区の公民館で十五夜の月に向かって舞が奉納されている。獅子舞の活動時期が終わると、「獅子おさめ」の行事が行われ、その年の活動を終える。

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青森/八戸市
(
はちのへし)
   
■関連分類: 祭り芸能

中野神楽なかのかぐら島守神楽しまもりかぐら島守駒踊しまもりこまおどり



 中野神楽(なかのかぐら)は、南郷中野地区において伝承されてきた伝統芸能である。中野月山神社には、享保15年(1780年)の獅子頭が残されており、歴史ある神楽である。現在では、中野月山神社、市野沢稲荷(いちのさわいなり)神社、軽米(かるまい)八幡宮例大祭等で神楽を奉納している。  島守神楽(しまもりかぐら)は、南郷島守地区に伝承されてきたもの。岩手県軽米(かるまい)町の金剛院(こんごういん)神楽の流れをくみ、龍興山(りゅうこうさん)神社例大祭での奉納を中心に活動している。これと共に活動する島守小学校神楽は昭和46年に結成され「番楽(ばんがく)」と「剣舞(つるぎまい)」を習い芸能大会や学習発表会等で披露している。  島守駒踊は馬産地として有名な旧南部藩領地域に特有の伝統芸能の一つであり、昭和20年頃に始められたもので、当時の福地村杉沢にあった駒踊りを習い伝承してきたものである。毎年2月の初午の日に、その年の豊作祈願・家内安全を願って村の門付をしており、方々を巡り披露している。(平成28年現在活動休止中)

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福島/福島市
(
ふくしまし)
   
■関連分類: 祭り芸能

金沢黒沼神社かねざわくろぬまじんしゃ十二神楽じゅうにかぐら」<福島県指定重要無形民俗文化財ふくしまけんしていじゅうようむけいみんぞくぶんかざい



 福島市松川町金沢(かねざわ)に鎮座する黒沼神社では、例年4月初めごろ祭礼が催され、その折十二神楽が奉納される。由来は、元和三年に村人五名を江戸に遣わし、神楽を修得させた後、祭礼の時にこれを奉納したのが起こりとされる。以来今日まで幾多の盛衰があったが連綿として保存継承されてきた。現在では、4月の第一土曜、日曜日に黒沼神社の祭礼に奉納されている。この神楽は、この社に伝わる独特の出雲流神楽で、舞も拍手もしっかりとした四方固めで演舞されていて、文化財として高く評価されている。また、第六十回伊勢神宮式年遷宮(昭和四十八年)には、福島県の代表として十二神楽を奉納した。

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福島/郡山市
(
こおりやまし)
   
■関連分類: 祭り芸能

柳橋やぎはし獅子舞ししまい」<市指定重要無形民俗文化財ししていじゅうようむけいみんぞくぶんかざい



 郡山市中田町柳橋地区には、この「獅子舞」の他に、「神楽」や「歌舞伎」等が伝承され伝統芸能の大変盛んな地域である。獅子舞は三匹獅子舞で、太郎獅子、次郎獅子、雌獅子で構成される。毎年4月と10月に菅布禰(すがふね)神社例大祭で奉納され、五穀豊穣、防災、疫病退散、雨乞い、悪魔払い等の祈りを込めて舞われる。起源についての詳細は不明であるが、一説では坂上田村麻呂が奥州征伐で当地に立ち寄った際、獅子舞を踊らせたのが始まりとされている。獅子舞は地元の三匹獅子舞保存会が中心となって継承され、特徴として、踊り手は7歳から12歳の男子である。かつて踊り手は家の長男とされたが、現在は柔軟に運営されている。演目は「三匹舞」「雌獅子舞」「次郎舞」「太郎舞」「かけあい(雌獅子の奪い合い)」の5つとなっている。

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