よしのだししおどり あおもりけんむけいみんぞくぶんかざい
吉野田獅子踊 青森県無形民俗文化財
青森 / 青森市(旧浪岡町) ( あおもりし(きゅうなみおかまち) ) 関連分類: 芸能
吉野田獅子踊(ヨシノダシシオドリ)は、青森県青森市浪岡(ナニオカ)西部の吉野田地区に伝わる獅子踊です。
由来は諸説ありますが、浪岡には室町時代南朝の雄、北畠(キタバタケ)氏が拠点としたとされる浪岡城跡があり、初代城主が築城の際に領内の平和・栄光・五穀豊穣を祈願するため、京都から「踊り手」を招き踊らせたのが始まりであるとする説が伝えられています。踊りは風流な「鹿獅子(シカジシ)」の形態で、鹿のように軽快な動作や足さばきが特徴です。
昔は神前で領内の社家等を招いて「神楽獅子」として3本の榊の枝を奉納し、旧正月2日、8月15日に踊ることが定例とされました。現在は獅子踊保存会が踊りの継承と普及活動を担い、吉野田地区にある十和田神社の大祭で踊りを奉納しています。
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http://www.city.aomori.aomori.jp/
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