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かみひのきないのかみふうせんあげ

上桧木内の紙風船上げ

秋田 / 仙北市(旧西木村) ( せんぼくし(きゅうにしきむら) ) 関連分類: 祭り 技能 習俗 芸能

秋田県東部に位置する西木町上桧木内(カミヒノキナイ)地区には、「紙風船上げ」が冬の伝統行事として伝えられています。西木地区は人口(ジンコウ)約6,000人、冬は100日も雪が降るという豪雪地帯です。この長い冬の行事の一つとして、五穀豊穣、家内安全、交通安全、商売繁盛の祈りが、天高く届くように紙風船を上げます。紙風船は、熱気球そのもので、風船内の空気を暖め、開口部に取り付けた、油を含浸させた布玉を燃やし、上昇力とするもので、江戸時代に平賀源内がこの地方の銅山の技術指導に訪れた際、伝えたとも言われています。毎年12月には紙風船の製作が、地域の8地区で始められます。紙の貼り合わせから、下絵書き、色塗りと進められ、最後に2月10日の本番に間に合うよう、竹製の輪が取り付けられ完成となります。当日は地区の老若男女総出で、祈りを込めながら紙風船を上げます。



市区町村または関連団体へのリンク
https://www.city.semboku.akita.jp/


※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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