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ろくしょじんじゃししまい

六所神社獅子舞

山形 / 鶴岡市 ( つるおかし ) 関連分類: 祭り 伝統芸能

鶴岡市街の南にそびえる金峯山の麓、青龍寺集落に鎮座する六所神社は、金峯神社の末社として弘仁3年(812)に創建したと伝えられている。そこで舞われる獅子舞は、五穀豊穣・家内安全・身体堅固・厄難消除を祈る神事であり、別名「金峯のおしさま」と呼ばれている。これまで使用してきた六体の獅子頭(山形県指定有形民俗文化財)が大切に保管されており、古くは正平6年(1356)のものがあることから、この獅子舞が少なくとも約660年もの昔から続いていることを伺い知ることができる。
神職1人、舞手2人(代わる人が2人から3人いる)、笛1人、太鼓1人の囃子の、計8人~10人で構成され、基本的な流れとしては、まず大きく歯食いをしながら、左回り、四方固めをし、途中眠りの所作が入り、お初穂をくわえて回り、最後に大きく歯食いをしながら四方を回るといったものである。
獅子舞は、例年6月6日の六所神社の例祭、2月28日の金峯山山開き祭、3月第一日曜日の青龍寺集落内を廻る獅子舞祭礼で舞われている。ダイジェスト版(約3分)では3月の獅子舞祭礼を収録している。普及版(約40分)・記録版(約95分)ではこれに加え、例祭や山開き祭りの様子、練習風景、お札づくりを収録し、この獅子舞の確実な継承に向けた映像記録となっている。

参考文献 梅木寿雄編1999『鶴岡の民俗芸能』鶴岡市教育委員会



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