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「まちだひけしぎょうれつ」ものがたり いばらきけんしていむけいみんぞくぶんかざい

「町田火消行列」物語 茨城県指定無形民俗文化財

茨城 / 常陸太田市 ( ひたちおおたし ) 関連分類: 祭り

 町田火消行列は、6年に一度開催される西金砂神社の小祭礼の行列に供奉し、祭場に入る先導を務める。火消行列が小祭礼に供奉するようになったのは、延亨2年(1745年)の小祭礼からである。その前の元文4年(1739年)の小祭礼の際に、2か所から火災が発生して大混乱に陥った状況を見た町田の医師の土岐千角(ときせんかく)は、長崎で修業した帰途に、江戸の神田明神の祭礼で神輿に供奉する火消組を見てその壮観さに感銘を受け、祭礼の行列に火消し組を参加させる必要性を説き、千角の指導で神田明神を手本として延亨2年の小祭礼に初めて供奉した。行列の中心となるのは、本来は若衆と呼ばれる15才から41才までの男子で、まとい振り・とびなどのさまざまな役に分かれている。総勢約100名の行列がそれぞれの衣装をまとい、独特の動作と掛け声をもって行進する姿は、いわば男気を見せる場でもある。



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