峠のまち　松井田の獅子舞

群馬県の西部、長野県との県境に位置し、碓氷峠を有する松井田町（現安中市）は、交通の要衝として古くから発達し、江戸時代には中山道の宿場として栄えました。　松井田町に伝承される獅子舞は、現在活動する７団体によって保存されています。　本映像では、そのうち、諏訪神社を本拠地として新井獅子舞（鷹盛慶雲流）と、八坂神社を拠点とする上増田獅子舞（三国判官流）を紹介します。ともに、一人が一体を担当する一人立ち獅子を特徴とし、三体の獅子と狐のオトウカが登場します。　新井獅子舞は、勇壮さを特徴としており、一方、上増田獅子舞は清楚で優雅だと言われています。　今回は松井田町を代表する神社のひとつ、「碓氷峠熊野神社」で収録。「碓氷峠熊野神社」は、中山道一の難所・碓氷峠の頂上付近、群馬県と長野県の県境にあります。

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