• 地域文化資産チャンネル
  • 一般社団法人 地域創造
HOME文化資産を探す神代里神楽(村指定無形民俗文化財)

じんだいさとかぐら むらしていむけいみんぞくぶんかざい

神代里神楽(村指定無形民俗文化財)

埼玉 / 東秩父村 ( ひがしちちぶむら ) 関連分類: 芸能

 東秩父村坂本地区に伝わる神代里神楽は、安政年間(1854年~1860年)に現在の本庄市児玉町から伝承されたとされる里神楽です。毎年11月3日に坂本八幡大神社の秋の大祭において、神楽殿で奉納されます。
 この神楽は、かつて倉庫の火災により衣装や面、用具などが失われ、一時中断していましたが、明治元年(1868年)に深谷市上野台の飯塚利平氏を招いて技術を磨き、再興されました。演目は、古事記や日本書紀に記された神話の世界を現代に伝えるもので、現在は9座が伝承されています。順番に、「住吉座」から始まり、「猿田座」、「大蛇座」、「鬼の玉取り・手形取り座」、「恵比寿座」、「金山座」、「岩戸座」、「稲荷座」、そして最後に「八幡座」と続きます。
 現在も、地域の方々が中心となって、神楽の保存や伝承活動に積極的に取り組んでおり、地域の貴重な伝統文化として大切に守り続けられています。



市区町村または関連団体へのリンク
https://www.vill.higashichichibu.saitama.jp/


※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

カテゴリー

page top