くまがやししていむけいみんぞくぶんかざいく くずわだのあばれみこし -おおすぎじんじゃさいれいぎょうじ-
熊谷市指定無形民俗文化財く 葛和田のあばれみこし -大杉神社祭礼行事-
埼玉 / 熊谷市 ( くまがやし ) 関連分類: 祭り
熊谷市北東部、利根川沿いの葛和田(クズワダ)地区はかつて、利根川水運の河岸として賑わいました。河岸に鎮座した大杉神社は、水難守護の神として信仰され、祭日には各地から数百の船が接岸したといいます。
祭りは、神明社(大杉神社を合祀)を起点に、神輿が葛和田・大野・俵瀬(タワラセ)の3地区を巡るものです。沿道の家々は、食べ物や飲み物を用意して神輿を迎え、渡御する神輿は盛んに水をかけられながら激しく上下にもまれます。また、神輿の屋根で担ぎ手たちが肩を組み、四方から頭をつき合わせて力比べをします。利根川の中で一層激しく行われる力比べや、かつては川を渡御したという記録は、この祭が特色ある疫病除けの夏祭りであることを伝えています。(行事開催日:7月下旬日曜日)
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http://www.kumagaya-bunkazai.jp/museum/
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