羽生のささら獅子舞

　羽生市域では、かつては10を超える地域で民俗芸能である獅子舞が行われていました。しかし社会情勢の変化等による地域コミュニティの喪失から衰退の一途をたどり、存続がきわめて危うい状態で、現在ではわずか4地区のものが実見できるにすぎません。そこで、これらの貴重な芸能を市の無形民俗文化財に指定して保護に努めており、その一環として映像記録も制作し、芸態の保存と啓発を図っています。
　当映像は、獅子舞そのものの姿を紹介するとともに、それを支える人々にも光を当て、地域で守るべきものとして訴えているのが特徴です。尾崎(オサキ)、上村君(カミムラキミ)、下手子林（シモテコバヤシ）、桑崎（クワサキ)の各地区からの出演で、おのおの違う演目を演じています。さらに各代表へのインタビューからは、今後の課題もうかがえます。

市区町村または関連団体へのリンク
https://www.city.hanyu.lg.jp/

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