しもちゅうじょうのししまい <けんしていむけいみんぞくぶんかざい>
下中条の獅子舞 <県指定無形民俗文化財>
埼玉 / 行田市 ( ぎょうだし ) 関連分類: 祭り
「下中条(しもちゅうじょう)の獅子舞」は「法眼(ほうがん)」中獅子(なかじし)後獅子(あとじし)の一人立ち三匹獅子舞である。これに「面花(めんか)」が加わり、全ての獅子舞の先導をする。由来は二説あり、天明年間(1781~1789)の利根川洪水で流れついた獅子頭を神前に奉納して始まったとの説、また慶長5年(1598)、鎌倉から移住して下中条村を拓いた長谷川家が始めたという説がある。年に4回獅子舞が行われるが、最も盛大に行われるのは、8月の治子神社(はるこじんじゃ)の例大祭である。ここでは子供の演ずる「カチカチ(剣を打ち合わせてカチカチ音を出す)」の他、大人の棒術、獅子舞、獅子舞の中に鐘巻(娘道成寺を題材にした)も演じられる。その他にも、4月「厄神除け(やくじんよけ)、5月「四方固め(しほうがため)」、7月「野上がりの厄神除け」などが舞われる。
市区町村または関連団体へのリンク
http://www.city.gyoda.lg.jp/
※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください