輪島市の曳山祭り

　能登（ノト）では古くから曳山祭りがおこなわれ現在でも多くの祭りが継承されています。
　輪島市の中心部に位置する鳳至地区と河井地区では、御当組（オトウグミ）と呼ばれる厄男達が春祭りを取り仕切ります。桜飾や人形で装飾された総輪島塗りの山車（ダシ）が祭り囃子にのって市内を廻りまだらや伊勢音頭が披露されます。（行事開催日：４月４・５～６日）
　皆月地区の夏祭りは、山王祭りと称され五色の吹き流しや人形で飾られた山車が若衆達に曳かれます。
夜には山車に約３００個の提灯が飾られ、馬駆け神事が行われ祭りは最高潮となります。
（行事開催日：８月１０・１１日）　
　大沢地区の夏祭りは、大きな傘鉾や人形吹き流しで飾られた山車を青壮年段が曳き廻し夜には奉納相撲が実施されます。（行事開催日：８月１９・２０日）

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