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たこじまはやふねきょうげん

蛸島早船狂言

石川 / 珠洲市 ( すずし ) 関連分類: 芸能

9月11日、高倉彦神社の秋祭りで、神輿が夜遅く、神社に還御すると舞殿で早船狂言が始まります。合図の太鼓が鳴り、拍子木で床板を叩くと、口上人が現れ早船由来口上書を奉読します。舞台には長さ15尺(4.5m)の漆塗の船一艘とその上には、木偶人形7体が配してあります。口上が終わると出歌がうたわれ、船頭と艫取が出て掛合を演じ、船出を促して狂言は終わります。早船狂言は、いつの頃に起こったのか、はっきりしていないが、漆塗の飾早船や口碑によれば、今から約220年前と言われています。狂言の内容は絶世の美男子、長右衛門という船頭が揚屋の芸者、高尾高崎にドント打込み、水夫たちの再三のすすめにも応ぜず、一向に船を出さないので、ある日とうとう艫取と掛合になると言う場面です。平成8年9月14日石川県無形民俗文化財に指定されました。



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※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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