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くにしていじゅうようむけいみんぞくぶんかざい としうらにふくをよぶ つるがにしまちのつなひき

国指定重要無形民俗文化財 年占に福を呼ぶ 敦賀西町の綱引き

福井 / 敦賀市 ( つるがし ) 関連分類: 祭り 技能 習俗

 重要無形民俗文化財「敦賀西町の綱引き」は、「夷子大黒綱引(エビスダイコクツナヒキ)」と呼ばれ、毎年小正月に行なわれてきた年頭の予祝(ヨシュク)行事です。
 近世に市(イチ)が立ったといわれる西町通りに数百人の老若男女が群集し、東西に分かれて藁(ワラ)を巻いた太い綱を引きあいます。東は漁業神の恵比寿方(エビスカタ)、西は農業神の大黒方(ダイコクカタ)であり、いずれが勝つかによってその年の豊魚(東方)、豊作(西方)を占います。観衆も自由に参加でき、千切れた藁は縁起物として持ち帰ります。
伝世されている恵比寿の面には慶長(ケイチョウ)2年(1597年)の銘があることから、四百年以前には成立していたと推察されます。
(行事開催日:1月第3日曜日)

市区町村または関連団体へのリンク
http://www.turuga.org/


※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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