せんちょうおどり とがくしむらじゅうようむけいぶんかざい
宣澄踊り 戸隠村重要無形文化財
長野 / 長野市(旧戸隠村) ( ながのし(きゅうとがくしむら) ) 関連分類: 芸能
戸隠(トガクシ)の「宣澄(センチョウ)踊り」は、戸隠山顕光寺における天台・真言の法論の最中、応仁2年(1468)に暗殺された天台宗大先遍、宣澄阿闇梨(センチュウアジャリ)を偲んだ踊りです。毎年旧盆の8月16日、野良着姿(普段着)に手拭で頬かぶりをした男性が五斉神社境内の宣澄社前に集まり、酒を酌み交わしながら踊ります。「踏む」「蹴る」の動作が中心の素朴な踊りで、前唄7つ・中唄5つ・後唄3つからなり、七五三踊りともいわれています。
また、修験道(シュゲンドウ)に深く関連した踊りとされ、北信濃一帯に伝えられている烏踊・盆じゃもの・蹴りこみ踊・田の草踊などは、この宣澄踊りが起源と考えられています。現在では長野市無形重要文化財に指定され、保存会を通して後世へと受け継がれています。
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