とがくしとちはらおっかようのこしょうがつぎょうじ「せーのかみのかんじん」
戸隠栃原追通の小正月行事「セーノカミの勧進」
長野 / 長野市(旧戸隠村) ( ながのし(きゅうとがくしむら) ) 関連分類: 祭り 習俗
戸隠栃原追通(とがくしとちはらおっかよう)集落では、小正月の行事として「セーノカミの勧進」と「鳥追い」と称される行事が伝えられ行われている。この行事は正月の15日に近い日曜日に、子供達が、家々を廻って、まず「物干し竹など」を叩いて鳥を追い、次いで玄関に立ち「せーのかみのかーんじ、銭でも金でもはいるように」と言って、「オンマラ」を投げ込む行事である。「セーノカミ」とは道祖神で、この地域では賽の神(さいのかみ)というが、それがなまってセーノカミに。「オンマラ」とは男性の性器を表すという。夫婦和合、子孫繁栄を願い、また鳥を追いはらって五穀豊穣を願ったものという。その夜、どんど焼きが行われオンマラも燃やされる。
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