ふじさんちょうにとりいほうのう「いわぶちとりいこう」
富士山頂に鳥居奉納「岩淵鳥居講」
静岡 / 富士市 ( ふじし ) 関連分類: 祭り
富士山は、信仰の対象と芸術の源泉として、2013年に世界遺産に登録された。富士山は何度も噴火を繰り返してきた。人々はこれを恐れ、神の宿る山として崇拝し、信仰の対象とした。人々は、噴火を鎮めるために富士山の神に祈りを捧げた。これらの信仰の中心は富士山本宮浅間(せんげん)神社で、全国に広まった1,300社の浅間神社の総本山と称されている。また、富士山8合目以上はこの浅間神社境内と定められている。富士山頂直下の鳥居は12年に一度申年に、岩淵鳥居講の人々によって建て替えられている。江戸時代、富士川の渡船役を担っていた岩淵村が、船材に富士山の材木を使用していたことから、そのお礼と渡船の安全祈願のため、富士山に鳥居を奉納したと伝えれれている。江戸時代中ごろから始まったとされるこの鳥居奉納は、その後絶えることなく続けられている。
<平成28年度>
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https://www.city.fuji.shizuoka.jp/
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