静岡市指定無形民俗文化財　ヤマメ祭

ヤマメ祭りは、静岡市葵区田代に伝わる、信州諏訪大社（スワタイシャ）の分社として１２３８年に創建されたと伝えられる田代諏訪神社に、特殊神饌（シンセン）として「ヤマメずし」を奉納する祭りです。ヤマメずしの材料となる粟（アワ）は焼畑で作られ8月10日に収穫され、ヤマメは8月20日に明神谷（ミョウジンダニ）で開催される魚つり祭りで35匹釣り上げられます。ヤマメずしは8月25日に、塩漬けしたヤマメに粟飯（アワメシ）を詰めて作ります。本映像では、5月3日の焼畑作り、8月10日の粟の収穫、8月20日のヤマメ祭り、8月25日に村人総出で行う祭りの準備と、8月26日の例祭で4年に一度行われる御輿渡御（ミコシトギョ）や、本殿に奉納される神楽、ヤマメずし献饌（ケンセン）、8月27日の本祭・直会（ナオライ）などを紹介しています。

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