しずおかけんしていむけいみんぞくぶんかざい 「きのみやじんじゃかしまおどり」
静岡県指定無形民俗文化財 「来宮神社鹿島踊」
静岡 / 熱海市 ( あたみし ) 関連分類: 祭り 芸能
鹿島踊は、常陸国(ヒタチコク)(現在の茨城県)鹿島地方で、鹿島神宮を信仰する人たちによって起こり、海路舟によって各地に伝えられたとされる芸能で、「みろくおどり」ともいわれます。北は神奈川県小田原市石橋から南は静岡県東伊豆町北川まで、相模湾の西側の海岸線20数か所、熱海市では来宮(キノミヤ)、多賀(タガ)、下多賀(シモタガ)、阿治古(アジコ)、初木(ハツキ)の5神社に、多少の変化を生じながら伝承されています。
踊り手は5行5列の25人を基本に、太鼓、鉦(カネ)、黄金柄杓(コガネビシャク)、日形、月形、幣などの持ち物をそれぞれに持ち、方形に並んで、または丸く輪になって踊ります。これに数人の唄い手と警備役が加わり、毎年7月、来宮神社例大祭において披露されています。
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