~とよたのさいじきろく~「ふじさわ・おしざわ・まつみねちくのぼうのて」
~とよたの祭事記録~「藤沢・押沢・松嶺地区の棒の手」
愛知 / 豊田市 ( とよたし ) 関連分類: 祭り 芸能
矢作川(やはぎがわ)の中流域に位置する豊田市藤沢地域で行われる祭りや棒の手を紹介した映像である。
住民は、昭和34年の伊勢湾台風をはじめ、度々洪水等の被害を受けており、毎年欠かさず、川の安全を祈願する「水神まつり」、「弁財天まつり」を行っている。
「水神まつり」は、江戸時代後期から毎年お盆に開催され、地域の全世帯が参加する。まつりは、水神囃子保存会の小学生が、お囃子を奉納する。 平成4年まで屋形船を浮かべていた。 「弁財天まつり」は、弁財天を祀り、水の事故や災害が起きぬようにと祈願されている。
10月には、「秋の大祭」が行われ、飾道具をお披露目し、五穀豊穣を祈願して「棒の手」を奉納する。 藤沢地域には、豊田市に伝わる4流派のうち、鎌田流が伝わっている。 現在、「一打(ひとうち)」「差合(さしあい)」「本鎌(ほんがま)」「薙刀(なぎなた)」の4演目が行われている。
11月には、無病息災を祈念して、「お薬師まつり」が行われる。 その年にできた米を使って、甘酒を作り、丼でお供えする習わしがある。
12月下旬には、「大祓い(おおはらい)」が行われ、しめ縄やお札、お守りと共に人型の紙を燃やすことで、一年の穢れをとる。 燃え盛る火に手を合わせ、清らかな気持ちで新年を迎える。【平成26年度制作】
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