足助祭り

　足助祭りは、足助八幡宮の例祭で足助の馬鹿祭りとも呼ばれ、神輿と４つの町（町方）が出す山車、周辺の自治会（在方（ザイカタ）が出す２００挺あまりの火縄銃の鉄砲隊、棒の手（ボウノテ）の警固によって盛大に行われます。
　かつては、放生会（ホウジョウエ）や流鏑馬（ヤブサメ）等も行なわれ、在方からは数多くの飾り馬も出されていました。４輌の山車は足助型と呼ばれる独自の形式をとり、高さが６５０ｃｍ前後ある。山車の製作年代は不詳ですが、宝暦１２年（１７６２）に新町の山車で狂言が行なわれていました。ただ、足助の町は安永４年（１７７５）に大火に見舞われたため、その当時の山車が現在のものと同じかどうか不明です。（行事開催日：１０月）

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