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しみずのしょうごんさい

清水の荘厳祭

大阪 / 河内長野市 ( かわちながのし ) 関連分類: 祭り

 毎年1月6日、清水地区の清水自治会館で開催される。清水の名は、弘法大師空海にまつわる言い伝えに由来するとされ、所縁の井戸も残る。当日、自治会館内には弘法大師空海の掛軸がかけられ、その前には供物や「ゴン」と呼ばれる漆の杖に挟んだ札(牛玉宝印)が供えられる。清水地区の地蔵寺の住職が全国の神社や祭神の名前が記載された神名帳を読み上げ、般若心経を読誦する。参加者は荘厳祭の終了後に「ゴン」を持ち帰り、自らの田の水口などに立てる。かつては荘厳祭の後に餅まきが行われており、地域の人々にとって交流の場でもあったと考えられる。
 従来は地区内で男子が誕生した家庭が祭主となって行われてきたが、近年は自治会が祭主の役割を担っている。行事の内容や行われる時期から正月の行事である修正会の一つと考えられ、河内長野市の正月行事の特徴がうかがえる行事である。



市区町村または関連団体へのリンク
https://www.city.kawachinagano.lg.jp/


※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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