櫓祭り　～大長地区～

　大長（オオチョウ）地区の秋を告げる大長櫓祭り（オオチョウヤグラマツリ）は、毎年9月の最終土曜日に、宇津（ウツ）神社前広場（札場（フダバ））を舞台に行われます。秋の実りを感謝し、五穀豊穣、諸願成就、町内繁栄を祈願するこの祭りは、享保年間（250年前）にはすでに行われていたという記録が残っています。
　祭りの見どころは、高さ3m近い大櫓が練り歩く様子。昼廻し（ヒルマワシ）では、中で太鼓を打つ子ども、担ぎ棒の上で掛け声をかける子どもも乗るため、大櫓の総重量は2トンにもなります。
　映像の構成は、祭り前日の櫓の準備に始まり、祭り当日の宮初め（ミヤハジメ）、宮出し（ミヤダシ）、昼廻し、宮入れ（ミヤイレ）の順となっています。

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