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たがじんじゃごじんこう

多賀神社御神幸

福岡 / 直方市 ( のおがたし ) 関連分類: 祭り

多賀神社御神幸は、我が国の三大祭りの一つである京都「葵祭り」に類した祭礼です。他の御神幸と異なり、錦蓋を御神馬に奉戴して渡御するその行粧は、平安時代の京における装束と江戸時代の武士の装束である直垂を着用した氏子500余名が供奉して延々500メートルに及ぶものです。多賀神社御神幸の起源については諸説ありますが、遅くとも江戸時代の元禄年間に始まったと言われており、約400年に亘り多くの方々のご尽力により受け継がれています。神輿を御神馬によって渡御される御神幸は全国的にも稀有であり、衣冠装束姿の紅褐紫白とりどりの色彩と幽玄なる音色と150張りにも及ぶ高張提灯、弓張り提灯の照らす弱光は、神秘にして典雅、みやびかやかにして荘厳な古典一大絵巻です。また、神霊に供する宮司が、御所の乗り物である揚げ輿に乗って供奉することも、全国の祭礼では極めて珍しいものと注目を集めています。



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※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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