はちまんこひょうじんじゃ ほうじょうえ
八幡古表神社 放生会
福岡 / 吉富町 ( よしとみまち ) 関連分類: 祭り 習俗 芸能
奈良時代に始まる宇佐放生会は、仏教の殺生を戒める教えにならって、供養のため捕らえた生き物を野に放してやる宇佐神宮寺の弥勒寺の重要な行事ですが、平安時代の古くから上毛郡(ミケノコオリ)と下毛郡(シモゲグン)の古表社が、宇佐の和間の浮殿の前の海上で、傀櫑子舞(クグツマイ)を奉納していました。江戸時代になると、古表社は独自でこの祭りを行なうようになりました。以前は、八月十五日の中秋祭で四年に一度行なわれていましたが、今は八月六・七日、乾衣祭(オイロカシ)と一緒に行われます。山国川を海上一里(約四キロメートル)にかけて上下して、放生儀式と細男舞(クワシオマイ)が執行され、蜷などの魚介類が放されます。古表神社境内では、細男舞・神相撲(カミズモウ)・神楽などが奉納されます。
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