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かみとひととがまじわるところ ~じだいにひきつぐあおいあそじんじゃのねんじゅうぎょうじ~

神と人とが交わるところ ~次代に引き継ぐ青井阿蘇神社の年中行事~

熊本 / 人吉市 ( ひとよしし ) 関連分類: 祭り 習俗 芸能

 「青井阿蘇神社(あおいあそじんじゃ)」は西暦806年、開拓の守り神「阿蘇神社」の分霊として建立され、平成18年には鎮座1200年を迎えた。本編はこの「青井阿蘇神社」の年中行事についての記録である。
旧暦6月30日「夏越祭り(なごしまつり)」、この祭りは夏から秋にかけて健やかに過ごすことを祈願する祭りである。社前には、茅(かや)を輪にし地面にも敷き詰めた「茅の輪(ちのわ)」が作られ参拝者がこれをくぐる。10月3日から11日まで9日間、「おくんち祭り」が挙行される。10月3日は「第一日祭(だいいちにちさい)」の神事がおこなわれる。10月5日は獅子奉仕者抽選式が行われ、また楼門(ろうもん)から鳥居までの段差を埋める「道作り(みちづくり)」が行われる。10月6日お旅所の造営と「大寶御注連(たいほうおんしめ)」の設営が始まる。50年に一度という、稀な行事である。「大寶御注連」の前では、神楽が奉納される。現在では17番の神楽が残されて順次舞われる。10月9日には「神幸行列(じんこうぎょうれつ)」が行われ2700人もの大行列となる。10月11日には「報賽祭(ほうさんさい)」の神事があり、おくんち祭りを終了する。12月31日には「除夜祭(じょやさい)」、1月1日には「歳旦祭(さいたんさい)」が行われ新年が始まる。



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※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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