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~げんだいによみがえるせんじんのたましいのひびき~ すもとたいこおどり

~現代に蘇る先人の魂の響き~ 栖本太鼓踊り

熊本 / 天草市(旧栖本町) ( あまくさし(きゅうすもとまち) ) 関連分類: 祭り 芸能

 天草市のほぼ中央に位置する栖本町(スモトマチ)には、遺跡や文化財が数多く残されています。正保二年(1645年)富岡の初代代官、鈴木重成が天草・島原の乱後、島原全島の祈願所として栖本諏訪神社を建立しました。重成の子、重辰(シゲトキ)が神主に登用した森碩哉(モリサキサイ)は、田畑を開かせる傍ら、日本古来の宗教を広め、村民の信頼を集めるようになり、それを象徴するかのように太鼓踊りが奉納されるようになったといわれています。
 先人達の思いを現代に継承し、次の世代に託していくべく、勇壮さと絢爛(ケンラン)さを兼ね備えた「栖本太鼓踊り」は、郷土の遺産として若者たちに連綿と受け継がれています。長い伝統が誇りとなり、文化となります。時代をこえた心が栖本太鼓踊りには刻まれているのです。



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