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「おかくらかぐら」おおいたしむけいみんぞくぶんかざい

「岡倉神楽」大分市無形民俗文化財

大分 / 大分市 ( おおいたし ) 関連分類: 祭り 芸能

 大分市野津原町岡倉地区には、明治初期の頃から神楽が伝わる。「岡倉神楽」である。毎年4月第一日曜日には、地域の神社に奉納される。現在17の演目があるとされるが本編では以下5演目が収録されている。「神避(かむやらい)」神の国で須佐之男命が悪さをし、為に天照大神は岩戸に隠れてしまわれた。罰として須佐之男命が神の国を追放される場面を演じたもの。「大蛇退治(おろちたいじ)」須佐之男命が出雲で八岐大蛇(やまたのおろち)と戦い、酒を飲ませて弱らせ勝利を得、生贄だった櫛名田比賣(くしなだひめ)を助ける場面を演じたもの。「天孫降臨(てんそんこうりん)」天照大神(あまてらすおおみかみ)の子邇邇芸命(ににぎのみこと)が神の国から降りる途中で猿田彦命(さるたひこのみこと)に出遭うが、その形相に驚き恐れた一行の誤解を解いたのが天宇受賣命(あめのうずめのみこと)。「貴弦城(きげんじょう)」海幸彦と山幸彦のお話である。お互いに得意とする道具を交換するが、山幸彦が釣り針をなくし、困っていたところ海の神の「塩槌翁(しおつちのおきな)がこれを助ける話。「綱切り(つなきり)」牛馬の安全、五穀豊穣を祈念する一人舞。四方の神々に祈り、最後に注連縄を切る。

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