うふぐしくたいぐん なんじょうしおおしろのくみおどり
『大城大軍』—南城市大城の組踊—
沖縄 / 南城市 ( なんじょうし ) 関連分類: 芸能
南城市大城区は市内でも民俗芸能が盛んな地域であり、毎年旧盆には綱曳きやエイサー等が区民総出で行われています。組踊『大城大軍(うふぐしくたいぐん)』は、大城区に残る伝承等を基に創作された組踊といわれています。明治以降、村芝居の演目の一つとして戦前まで毎年上演されていました。戦後の混乱の中で一時期途絶えていたものの、奇跡的に台本が発見されたことから、1989年に43年ぶりに復活し、以来不定期に上演が行われてきました。2003年からは10年に一度の上演となり今日に至っています。
その内容は、『島添大里按司(しましおおざとあじ)』に戦で敗れた大城按司の息子『大城若按司(うふぐしくわかあじ)』が、家臣の『外間之子(ふかまぬし)』や味方の『佐敷按司(さしちあじ)』と共に父の仇を討つ、仇討物となっています。
本編映像では組踊本番に加えて、上演までの取組みの様子(指導・稽古、拝所祈願等)や、区役員や指導者、演者の皆さんの組踊に対する思い等をインタビュー形式で収録しています。
市区町村または関連団体へのリンク
https://www.city.nanjo.okinawa.jp/
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