ざきみぼう ~わった―ちーむぐくるをつたえたい~
座喜味棒 ~わった―肝心を伝えたい~
沖縄 / 読谷村 ( よみたんそん ) 関連分類: 芸能
沖縄の棒は自分達の身を守るだけでなく、集団で村の防衛を果たすものでもありました。現在読谷村には地区ごとに特徴ある棒術が伝わっています。難攻不落といわれた座喜味城(ザキミグスク)の城下、座喜味地区に伝わる「座喜味棒」はその中において実践的であるといわれ、その技は座喜味棒保存会、座喜味子ども会に受け継がれています。彼らは幼い頃に組み手のパートナーを決定します。パートナーは引退するまで変わることはありません。毎年12月、公民館において一年の豊穣を祝う催し「共進会(キョウシンカイ)」が開かれます。おおとりを飾る「座喜味棒」は幼い子ども達の憧れの的であり、地域の人々にとっての和の象徴となっています。遠い祖先から授けられた座喜味のかけがえのない宝物を次の世代へ伝えるために、映像は地域住民の日常に活きる棒を描いた「座喜味棒」~わった―肝心(チュムグクル)を伝えたい~、また継承者達に伝える技を解説した「座喜味棒」~基本演舞~にそれぞれ構成されています。(行事開催日:毎年12月の第2日曜日)
市区町村または関連団体へのリンク
https://www.vill.yomitan.okinawa.jp/
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