よみがえるじゅうぐやーちな ―おきなわけんやえせちょうともり―
甦る十五夜綱 ―沖縄県八重瀬町富盛―
沖縄 / 八重瀬町 ( やえせまち ) 関連分類: 祭り 芸能
八重瀬町富盛地区では、昔から稲作が行われてきた。ある年大干ばつが起こり、古老に相談の結果、龍に見立てた大綱を作りこれを引くことになった。その結果、雨に恵まれたという故事に習い、旧暦8月15日に、龍に見立てた綱引きを行うようになった。これを「十五夜綱(じゅうぐやーちな)といっている。
当日、神々への祈願を終えたのち、広場では「唐人ジューネーイ」<町指定無形文化財>他、様々な行列や踊りが披露される。富盛地区では全てが「南/北(ふぇー/にし)」に分かれて競い合うしきたりである。南(ふぇー)で「雄綱(うーんな)」を作り、北(にし)では「雌綱(みーんな)」を作る。両綱の輪を「棒(かにち)」で留めて、綱引きが始まる。綱引きは場所を替えて2回行われ、五穀豊穣を祈る。
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