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しぬぐのさともとぶ―びせそしてさきもとぶ・いのは―

シヌグの里本部―備瀬そして崎本部・伊野派―

沖縄 / 本部町 ( もとぶちょう ) 関連分類: 祭り 芸能

沖縄県の本部半島の備瀬を始めとするこの地域では、旧7月16日~26日の3~7日間に「シヌグ」といわれる村落祭祀が行われる。 これは祖神アマミクの渡来と稲作の豊穣を祈る祭りである。 由来は定かではないが、備瀬の集落全域が貝塚であり弥生時代から人が住んでいたとされることから、かなり古くからこうした行事が行われていたとされる。 シヌグ祭りの初日は神迎えの「ウプユミマー」から始まり、「ヌル(祝女)」「ニガミ(根神)」「イガミ(居神)」などのカミンチュ(神人)が祭りの開始と無事を祈ることから始まる。
シヌグ(又はシヌグィ)では、かつて多くの歌がうたわれたが、現在では「打豆節(うちまみぶし)」「天の群星(ていんぬぶりぶし)」「くびる並松節(なんまち節)」「はんた巡り節(めぐいぶし)」など7曲ほどとなった。 旧7月26日の最終日は「タムトノーイ」があり、アサギで神人はシヌグの無事終了を神に報告、感謝し祭りを終える。

市区町村または関連団体へのリンク
http://www.town.motobu.okinawa.jp/


※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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