「恩納の豊年祭」

恩納村恩納区では、毎年「豊年祭」がムラの五穀豊穣と平和を祈願し、旧暦八月に行われる。区の青年組織（男性３０歳から３７歳まで）である二才団(にーせーだん)が恩納区青年会、恩納区伝統芸能継承保存会の協力を得て、近世に行なわれた王府芸能である御冠船踊りの流れを汲む組踊り、端踊りほか民俗芸能などを師匠から教わって演じる。豊年祭は旧暦８月１０日の旗スガシからはじまり、二才団はノロ、神人（かみんちゅ）そして区長と共に神アサギで御願をあげ、本番当日にはウドゥイガマにて御願をし、その後ヌンドゥンチにて御願をあげ、長者の大主を演じ、本番を迎える。夕方より舞台が始まり演目「長者大主」「上り口説」「笠口説」などの踊りから始まり、「忠臣身替」などの組踊りを披露する。
＜平成２９年度＞

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