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<にほんまつしむけいみんぞくぶんかざい>「もばらのししまい(3びきししまい)」

<二本松市無形民俗文化財>「茂原の獅子舞(三匹獅子舞)」

福島 / 二本松市 ( にほんまつし ) 関連分類: 祭り

 この獅子舞は日山(ひやま)の麓の茂原地区に伝わる三匹獅子舞であり、平成11年(1999年)市無形民俗文化財に指定された。毎年10月上旬に、日山山頂に祀られている「旭神社(日山神社)」他にて奉納される。
獅子舞の構成は「太郎獅子」「次郎獅子」「雌獅子」「ささらすり」の4名で、演目は「舞出(まいだ)し」「岡崎(「おかざき」)」「花吸い」「六調子」「唄切り」「田草(田の草)」「掛也(かけや)」「とうどのめ」「舞終(舞終い)」「お暇ま(おいとま)」がある。
奉納一日目は茂原公会堂で衣装を着け、ひと庭舞ってから日山へ向かう。途中、鳥居の前で「舞出し」を舞った後、日山へ登り旭神社で祈祷と舞の奉納をおこなう。この他、田沢と葛尾の日山神社にも参拝し「参詣」を舞う。下山後は再び鳥居の前、公会堂で舞い、直会(なおらい)となる。奉納二日目は公会堂でひと庭舞った後、「熊野神社」で祈祷と舞の奉納をおこなう。午後の奉納の後は再び公会堂で舞い、直会となる。
当地ではささらを「千穂(せんぼ)」ともいい、すりささらの一方が極端に大きくなったもので、これを用いるのはこの地方と一部の周辺だけである。一説には稲穂を象ったともいい、豊作祈願が込められている。

市区町村または関連団体へのリンク
https://www.city.nihonmatsu.lg.jp/


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