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<ししていむけいみんぞくぶんかざい>「はちまんじんしゃのさんびきししまい」

<市指定無形民俗文化財>「八幡神社の三匹獅子舞」

福島 / 二本松市 ( にほんまつし ) 関連分類: 祭り

 この獅子舞は戸沢八幡神社に、五穀豊穣、地区の繁栄を祈って、毎年秋に奉納される三匹獅子舞である。江戸後期に伝えられたとされ、およそ200年の歴史がある。
 獅子舞の構成は「太郎獅子」「次郎獅子」「雌獅子」「ササラ振リ」の4人である。踊り手は氏子の家から選ばれる。伝統的には男子が選ばれてきたが、近年では女子も参加している。準備は、子供達の獅子舞の練習も行われるが、他にササラ作りも行われる。奉納の前日、庭元に集まり「踏揃い」と称して、衣装を整えて獅子舞の仕上げを行う。
 奉納の当日、庭元で一度舞った後、戸沢八幡神社に向かう。演目はまず神社入り口での「三拝」から始まる。次いで社殿で「三拝」し、神社をひと廻りして「三拝」を繰り返す。
社殿では神事が取行われ、神職の祝詞の後関係者一同お祓いを受ける。獅子舞は「宿入り」から始められ、「前庭ならし」「花舞(四方かため)」「そぞろき」「後庭ならし」「唄切り」「雌獅子掛け」が終わると社前に上って「三拝」をして、終了となる。とても子供達の演技とは思えない見事な舞に瞳目させられる。<平成28年度>



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