そうまのまおい
相馬野馬追
福島 / 南相馬市(旧原町市) ( みなみそうまし(きゅうはらまちし) ) 関連分類: 祭り 芸能
相馬野馬追は、現在の福島県相馬・双葉地方を治めた相馬氏に由来する伝統行事で、伝えでは、相馬氏の遠祖とされる平将門が、下総国小金原に放した野馬を追って武芸を練ったことに始まるといわれています。現在は、相馬・双葉地方の2市4町2村と、相馬中村神社(相馬市)、相馬太田神社(南相馬市原町区)、相馬小高神社(南相馬市小高区)の相馬三社などによって開催されています。行事は3日間に及び、7月最終土曜日はお繰り出し・宵乗り、翌日曜日はお行列・甲冑競馬・神旗争奪戦、翌月曜日は相馬小高神社で野馬懸が行われます。武家時代を基本とした装束・道具により行われる諸行事は、武家文化を受け継ぐ行事として貴重であり、また、素手で馬を捕らえ神前に奉納する野馬懸は、古くからの野馬追の形を残すもので、絵馬奉納の原点ともいうべき民俗的に貴重な行事です。昭和53年、国指定重要無形民俗文化財。
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