やつがしらししまいほか
八つ頭獅子舞他
福島 / 田村市(旧船引町) ( たむらし(きゅうふねひきまち) ) 関連分類: 祭り 習俗 芸能
船引町芦沢(アシザワ)には、「白山比咩神社(シラヤマヒメジンジャ)」が祭られておりますが、毎年4月の第3日曜日に、八組の獅子が集まり、競うように獅子舞の奉納が行われます。屋形洞(ヤカタホラ)、中洞(ナカホラ)、本郷洞(ホンゴウホラ)、柏原洞(カシワバラホラ)、南洞(ミナミホラ)、鞍掛洞(クラカケホラ)、山田洞(ヤマダホラ)、横土洞(ヨコツチホラ)の八組である。演目は「幕舞(マクマイ」、「幣舞(ヘイマイ)」、「矢車(ヤグルマ)」、「狂い舞(クルイマイ)」の四つです。
本編では、本郷洞の幕舞、中洞の幣舞、柏原洞の矢車、屋形洞の狂い舞、横土洞の狂い舞が収録されています。後半は、同じく船引町の指定無形文化財の「夫婦獅子舞(メオトシシマイ)」が紹介されます。大鏑矢(オオカブラヤ)神社では大晦日の31日「歳旦祭(サイタンサイ)」が行われ、そこで「夫婦獅子舞」が舞われる。今から1,200年前、大同2年神社北側の岡に天下った獅子は、飛鳥時代の伎樂(ギガク)の名残をとどめています。
この夫婦獅子舞は、大鏑矢神社と氏子、夫婦獅子舞保存会によって保存継承されております。
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