あかいけのきやりとちょうちんとぼし
赤池の木遣と提燈とぼし
愛知 / 日進市 ( にっしんし ) 関連分類: 祭り 口承 芸能
日進市赤池地区では、現在も熱心に「木遣(きやり)」が保存会の皆さんを中心に唄われている。約400年前、名古屋城築城の折、近郷近在から集まった作業者たちが唄っていた作業歌を元に唄ったのが始まりといわれている。 保存会は現在約50名の会員を擁し、15名の熱心な会員に依り継承されている。 「せ~のぉ」とか「よっしゃー」等の掛け声はこの木遣からでたものと言われている。 「提燈とぼし」は「提燈祭り」ともいわれる。 「とぼす」とは「ともす」からきている。 祭りは、明治の初期から「観音堂」で行われたというか、現在では赤池公民館で行われる。 高さ15m、重さ1tの木組みの塔を立て、提燈を取り付けた五重塔は、全国的に見ても珍しい。 この塔を建てる折は、絶好の「木遣」披露の場でもある。 現在では小学生が、この木遣を継承しようと機会がある毎に参加している。
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