ドンキャンキャン、伝統と感謝の祈り　荒穂神社の御神幸祭

　基山町では、毎年9月23日明け方、五穀豊穣と無病息災を祈って、「荒穂神社の御神幸祭」が始まります。まず、ご神体を神輿に移し、第1回の芸能を奉納します。芸能は、災拂（サイバライ）、鉦風流（カネフリュウ）、獅子舞、白羽熊（シロハグマ）、挟箱（ハサミバコ）があります。行列は様々な役割の人々で構成され、お仮殿に到着します。お仮殿着御祭（オカリデンチャクギョサイ）の後、ここでも芸能が何回か奉納されます。やがて行列は荒穂神社に還御（カンギョ）、本殿鎮座祭（ホンデンチンザサイ）を終えて最後の芸能が奉納され、今年の実りに感謝し来年の豊作を祈りながら御神幸祭は幕を閉じます。

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