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みどりとせいりゅうにはぐくまれて ~みずかみむらにでんしょうされるきょうどげいのう~

緑と清流に育まれて ~水上村に伝承される郷土芸能~

熊本 / 水上村 ( みずかみむら ) 関連分類: 祭り 口承 芸能

水上の地名は、球磨川(クマガワ)の源流の地であることからなずけられました。
白水(シラミズ)神楽:古屋敷(フルヤシキ)地区では、白水阿蘇神社の秋の大祭が行われる9月23日に「白水神楽」が奉納されます。この神楽は大正時代に、隣の宮崎県椎葉村から伝えられたとされています。
千ヶ平(センガヒラ)虎踊り:千ヶ平地区では、大正初期にこの村に伝えられたという虎踊りが村の広場で行われますが、途中で芝居披露され、また踊りとなり、千ヶ平八幡神宮に奉納されます。
御嶽(オタケ)さん参りの唄:市房山(イチフサヤマ)で807年ごろ一つの大きな岩が見つかり、霊地として、霧島の神霊を灌頂(カンジョウ)した。縁結びの神として有名になり、ここを訪れる人の唄として伝えられています。
川内(カワウチ)の平家踊り:川内地区では、秋に大祭が執り行われ、源平の合戦から題材を得た“平家踊り”が披露されます。“道太鼓(ミチダイコ)”を演じながら16名の踊り手が入場、平家踊りが始まります。
上楠(ウワグスリ)の臼太鼓踊り:村の八幡神社の秋の大祭に奉納されます。まず“頭の庭入り(カシワノニワイリ)”から始まり、次いで“脇の庭入り”となる。勇壮で男性的なこの踊りは、古く源平の合戦から題材を得ています。(行事開催日:9月23日)


※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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