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しんわとせいちのさと なんじょうし

神話と聖地の里 南城市

沖縄 / 南城市 ( なんじょうし ) 関連分類: 祭り 伝統芸能 口承文芸 伝統技能

 城市は、琉球開闢の神アマミクが創ったとされる聖地や、琉球王府の祭祀儀礼との関わりのある地が多く存在する。 これらの各聖地では、現在でも地域住民による祭祀が節目ごとに行われている。

第一章 字百名(あざひゃくな)の正月行事「初ウビー」では、旧暦1月2日、稲作の始まりの地とされる受水走水(うきんじゅはいんじゅ)を含む地域の各拝所で、住民らが一年の健康と繁栄を祈願する。
第二章 字仲村渠(あざなかんだかり)の親田御願(ウェーダウガン)では、受水走水に隣接する親田(ウェーダ)で、稲植の儀式が行われ、クェーナと呼ばれる古謡がうたわれる。
第三章 字知念(あざちねん)では、旧暦5月15日、稲の初穂祭である五月ウマチー、旧暦6月15日には、稲の収穫を祝う六月ウマチーが行われ、知念グスクなどの拝所で御願を行う。
第四章 字仲村渠(あざなかんだかり)の一大行事であるアミシヌ御願では、藁で編まれた網で盛大な網引きが行われる。
第五章 久高島では、旧暦8月9日から15日にかけて、八月行事(八月マティ)と呼ばれる琉球王国の国家祭祀に連なる、一連の祭祀儀礼が行われる。
第六章 字玉城(あざたまぐすく)では、旧暦8月15日、八月十五夜に字の主要な拝所で獅子舞が奉納された後、住民らに舞が披露される。
第七章 字安座真(あざあざま)の御願解き(ウガンブトゥチ)では、字の拝所や斎場御嶽(せーふぁうたき)などで御願が行われる。

市区町村または関連団体へのリンク
https://www.city.nanjo.okinawa.jp/


※お祭り・行事などの最新の開催状況は、各地域の情報をご確認ください

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