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    半能「船弁慶」(観世流) [2/22上演]

    兄源頼朝と不和になった義経と弁慶一行が、大物浦(兵庫県尼崎市)から船で海へ漕ぎ出すと、一天にわかにかき曇り、平家の亡霊・平知盛が現れます。海上で怨霊となった知盛と戦う義経、弁慶の法力に怨霊は祈り伏せられ海中に沈みます。壇ノ浦の戦いで最後を遂げた知盛、勝者から一転追われる義経、悲劇の主人公たちが因果の修羅道を描きます。前半は義経と静御前の悲しい別れの場面ですが、今回は半能形式で後半場面の上演です。義経は子方が演じ義経を象徴的に表します。知盛、義経は親子で演じ、子方の初々しい姿が将来の能を背負っていく芽生えを感じさせます。

    [出演]片山九郎右衛門、片山清愛 ほか

    狂言「以呂波」(大蔵流) [2/23上演]

    子どもにいろはを教えようと親が「いろはにほへと…」と言うと、子は「一文字ずつ教えてほしい」と言います。一文字ずつ教えていくと、子どもが浅い知恵を言うので、「言ったとおりに真似なさい」と言うと、しなくていいことまで真似します。しまいには、子を引き回すと子も親を引き回して倒します。平成25(2013)年8月に初舞台を踏んだ茂山慶和の、まさに狂言師としての芽生えの姿をお楽しみください。狂言の稽古は現在も口伝え、口真似から始められています。今も昔も芸の伝承は親から子へ、師匠から弟子へ、体から体へと伝えられていきます。

    [出演]茂山逸平、茂山慶和

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