一般社団法人 地域創造

令和8年度「公共ホール邦楽活性化事業」全体研修会報告

 令和3年度から始まった公共ホール邦楽活性化事業。6年目となる今年度は7団体が事業を実施予定です。5月13日~15日の3日間、実施団体を対象に全体研修会を行い、13人の担当者が参加しました。
 初日は、アイスブレイクを兼ねて中村蓉さん(ダン活支援登録アーティスト)によるダンス・ワークショップで研修がスタート。実施団体の担当者やコーディネーター等が2グループに分かれて、葛飾北斎「冨嶽三十六景神奈川沖浪裏」に“なり切る”ワークもあり、会場内に一体感が生まれました。また、コーディネーターの谷垣内和子さん(邦楽評論家)による講義「邦楽のいろは」は、現在見聞きできる邦楽の良さがテーマ。日本の舞台芸術や音楽等について紹介され、担当者は翌日の演奏家プレゼンテーションを前に理解を深めました。
 2日目は、令和6年度に実施した宮崎県都城市の假屋沙織さん(公益財団法人都城市文化振興財団)と担当コーディネーターの伊藤由貴子さん(元神奈川県立音楽堂館長)による事例紹介がありました。①地域の持ち味をどう活かすか、②担当者の思いをどう形にするかを軸にした対話形式での紹介に、参加者からも熱心な質問が次々と投げかけられました。同日、文京シビックホールにて、令和8・9年度登録演奏家の東田はる奈さん、丹生谷愛恵さん、町田夢子さんが共演者と共にプレゼンテーションを披露。町田さんは箏・三絃の「技わざ」を紹介し、その「技」を使って参加者と一緒にオリジナルの『さくらさくら』をつくる場面もありました。演奏家からのプレゼンテーションが終わると、今度は実施団体から演奏家へ地域の魅力をプレゼ
ン。その後の交流会では、演奏への感想や各地域の話題、具体的な企画の相談など、事業へのイメージを膨らませながら親交が深まりました。
 最終日は、地域の持ち味を振り返り、まちの課題や方針なども考慮しながら企画内容を検討。そして、「誰に届けたいか」「届けることで期待することは何か」等お一人ずつ発表しました。今回さまざまに立ち上がったアイデアが、演奏家との共同でどのように実現していくのか、今後の邦楽事業にぜひご注目ください。

 

 

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中村蓉さんのダンス・ワークショップ

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町田夢子さんのプレゼンテーション

●令和8年度「公共ホール邦楽活性化事業」実施団体一覧(全7団体)/アーティスト

  • 岩手県一戸町/東田はる奈
  • 茨城県茨城町/丹生谷愛恵
  • 福井県勝山市/丹生谷愛恵
  • 滋賀県近江八幡市/町田夢子
  • 岡山県勝央町/町田夢子
  • 高知県高知市/丹生谷愛恵
  • 佐賀県唐津市/丹生谷愛恵

問い合わせ

芸術環境部 北川
Tel.03-5573-4069
hougaku@jafra.or.jp

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