地域創造

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地域伝統芸能まつり

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出演古典芸能


地唄「雪(ゆき)」 [2/23上演]

「花も雪もはらへば清き袂かな、ほんに昔のむかしのことよ」と、今は浮き世を捨て尼になった女の昔語り。愛しい人と別れた女心を雪の中に舞い描きます。真っ白な雪は純粋な童の心のよう、その心にいつしか女の情念の炎が灯ります。舞は明石在住で地唄舞の普及に努める大和流家元・大和松蒔、唄・三弦は品格が伝わる名手・富田清邦で名曲の「雪」をお楽しみ下さい。


狂言「金津地蔵(かなづじぞう)」 [2/23上演]

「すっぱ」は我が子に因果を含めて地蔵に仕立て、金津の者に売りつけます。持仏堂に安置したお地蔵様は饅頭が食べたい、お酒が飲みたいと。いつの間にか酒盛りになり、里人も浮かれて踊り出すと、お地蔵様も踊り出します。かわいらしいお地蔵様の姿は必見です。名古屋在住の野村小三郎、野村信朗親子の出演です。


「翁(おきな)」 [2/24演]

亡霊や怨霊、伝説の生き物があの世とこの世を行き来する能の世界と違って、翁は儀式的で神秘的な世界へと誘います。翁の役の大夫(能シテ方)は白い翁の面を舞台上でつけ、翁へと変身し寂とした舞いで国土安穏といまの世を言祝ぎます。三番叟(狂言方)は大地を踏みならし、後半には黒い翁となって、鈴を振り種まくような動きの変化に富んだ舞いを舞います。観世流宗家・観世清和、野村萬斎の当代に人気を誇る二人の出演です。

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